バンコク

タイ人からみたイギリスの食事

江別のアリスター英語教室です。

マイク先生のもう一つのルーツ タイ
歴史的な寺院や街並み、タイ料理やビーチなど
沢山の魅力があり、日本人にも人気の観光地となっています。

今回はそんなタイから40年以上前にイギリスに移住する事になった
マイク先生の母、Watanalak Georgeさんが
ご自身のこれまでの歩みと、イギリス料理についての知見を寄せてくれました。

ページの下部に英語の原稿を記載してあります。
(For English leaners) 英語原文はこちら

【イギリスの食事についての知見】

著者 Watanalak George

プロフィールはこちら

 

私の最初のキャリアは、バンコクで外国人を教えるタイ語教師でした。

そこで現在の夫に出会いました。
その間、私はタイの電力局、旅行代理店、アメリカの広報会社、そして英国大使館の翻訳者としても働いていました。
bangkok
タイでの4年目のポストの終わりに、私の夫はロンドンの外務省に配属されました。
私の最初の子供は当時わずか10ヶ月でした。

今まで海外に行ったことがなかったので、新しい生活や環境に順応するのが大変でした。

その厳しい状況から、私は生き残る方法を学びました。
それは家族のために料理をする方法を学ぶことでした。

この事は、夫の海外での外交的キャリアを支援するためにさまざまな正式な行事を組織しなければならなかった後の人生でも、非常に有益であることがわかりました。

タイ料理とイギリス料理はまったく違います。

タイ料理は準備に時間がかかりますが、調理にかかる時間は短くなります。

様々な調味料が加えられるので、イギリス料理よりも美味しいです。

英国料理はとても素朴な味がすることが多く、準備に非常に長い時間がかかります。

例えば牛肉をオーブンで調理するには、適切に調理するのに数時間がかかります。

ここに住み始めたときは英国料理が口に合わず、あまり食べられなかったのを覚えています。

おそらく、私は英国料理について不公平で否定的なコメントをしているのかもしれません。
なぜなら、人は自分が育ててきたものを信用する傾向があるからです。

英国料理はタイ料理ほど美味しくないと私は思いますが、
確かに、英国料理の自然な味わいには、調味料をあまり必要とせずに素材の味を生かすという魅力があります。

タイ料理が具材を細かく刻んだり、細かくスライスしたりして、
野菜なのか肉なのか見分けがつかないのに対して、イギリス料理では盛り付けは大抵とてもシンプルで、
個々の食材がなんなのかはっきりわかる様な魅力的な仕上がりで、野菜か肉か、実際に皿の上にあるものに気付くことができます。

また、タイ料理では一部の料理では、
魚醬などある種の調味料やソースで味や臭いが強すぎることもあり、万人受けしない場合もあります。

プロフィール
Watanalak George
タイ生まれ。夫、子供二人。
興味は芸術、絵画、音楽、ダンス、演劇、写真、言語、料理
タイのチュラロンコン大学で芸術と言語専攻。
オーストラリアのキャンベラで観光、
英国のカレッジで治療カウンセリングについても専攻

イギリス料理は日本人からみるとよく「味がない」「まずい」「シンプル」などと言われますが、タイ人からとっても同じようですね。

タイ料理は、辛さ、酸っぱさ、甘さと香辛料、魚醬などで複雑な味がからみあった美味しさがあります。

確かに好き嫌いは別れるかもしれませんが、数年前のパクチーブームのようにその香辛料や辛味が一度ハマると癖になりますよ。

【英語原文】
My first career was as a Thai teacher teaching foreigners in Bangkok where I met my husband who I married a year later.

During that time, I also worked at the Electric power Authority of Thailand, a travel agency, an American Public Relations Company, and as a translator in the British Embassy.
At the end of fourth year posting in Thailand my husband was sent back to the Foreign Office in London. My first child was only 10 months old at the time.

The fact that I had never been abroad before, made it hard to adjust to new ways of life and surroundings.

Out of that tough situation, I learned how to survive though. Especially; learning how to cook for my family which also proved to be of great benefit in my later life when I had to organise a variety of formal functions in support of my husband’s diplomatic career overseas.

Thai and British food are totally different. Thai cooking requires longer time to prepare but shorter time to cook.

And it is tastier than British food as various seasonings are added to it afterwards. British food often tastes so plain and it takes such a long time to prepare.

For example; to cook a piece of beef in the oven will take hours to cook properly. I remember I could not eat much when I started living here.

Perhaps, I am being unfair and negative in making comments on British food, as one tends to give credit to what one has been brought up with.

Even though British dishes are not as tasty as Thai dishes, as I claimed; I have to admit, the natural flavour of British dishes has its own charm without requiring much seasoning.

Whereas in Thai food each of the ingredients would be chopped or cut into small pieces making it difficult to distinguish between vegetables and or meat, The presentation of the British dish is normally simple and demonstrates very clearly the individual ingredients which looks attractive in its way. Then you are able to notice what is actually on the plate.

Also, in some Thai dishes, some seasonings and sauces such as fish sauce may be too strong in taste and smell, and may not be for everyone.

 

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